JALアテンダントの特色
客室乗務員(フライトアテンダント)に対する社内での呼称は、日本航空(JAL)では単に「アテンダント」(AT)と呼んでいます(CAと呼ぶのは全日空)。フライトアテンダントになるための基本は同じですが、日本航空、全日空(ANA)とそれぞれの企業カラーがあり、フライトアテンダントも色が違うといわれることも多いようです(専門学校などで行われるフライトアテンダント受験用講座で、JAL、ANAとそれぞれの対策講座が開かれています)。
雇用体系などは?
もちろん働き方(昇進の仕方や雇用体系)は異なり、JALのフライトアテンダントは、新卒者対象の契約社員、契約者対象の再雇用型の契約社員。15年経ってようやくアシスタントパーサークラスになるといわれています。
給与はいずれも時給制で、ちなみに新卒の契約社員は基本給が時給1133円、乗務付加が時給700円(教育期間中は基本給時給933円)となり、国内線乗務後に国際線への移行もあります。月間135時間程度の勤務時間で、休日は原則月間12日。制服は貸与。
JALグループは、合併などがあったため雇用形態がいろいろあり、組織としてまとまるのが大変難しい状況でもあるといわれています。しかし、JALでは企業の価値を高めるものは「人材(財)」だと位置づけし、客室乗務員に関しても具体的なキャリア育成に努めています。また、業界でも歴史があるだけのことはあり、女性が長く働く為の土台はしっかりしているという意見も。
ベテランが多い?
JALのフライトアテンダントは、全体的に落ち着いているが高齢化していると感じている乗客も多く、それは言い換えるとベテランがそろっていて安心感があるともいえます。また、ベテランが多いためか、融通が利くという点もあります。
<スポンサードリンク>目次一覧
関連情報一覧
関連した内容のサイトへトラックバックしています。参考にしてみてください。
[海外旅行]旅に役立つ客室乗務員関連のホームページ
フライトアテンダント養成講座など、これからスチュワーデスを目指す人や現役スチュワーデスのための情報を満載している。 「日本航空のJAL TV 」http://www.jal.co.jp/broadband/index2.html というサイトでは、著名人の旅にまつわるエピソード等を紹介 ...
日航、人件費500億円削減 新経営計画の概要判明 早期退職1000人
日本航空が国土交通省や金融機関に提示した新中期経営計画の概要が3日、明らかになった。平成21年度までの3年間で、約3000人の従業員を削減するほか、賞与や退職金のカットを実施し、人件費を500億円削減する。また、このほかにも路線再編や ...
[鉄道趣味]さよならYS-11。
むかし大学の図書館書庫で日本航空や日本エアシステムの社史を読破したことはありますが、それは単なる交通史としての関心からの読書であり、A400とかB777とかいうのも新聞で見聞きした情報以外は何も知りません。飛行機の本を自分で買うのは、たぶん、 ...
相武紗季JALの新CM
(要するに、出発の28日前までに国内線航空券を予約すれば料金が安く済むというもの) をアピールするものですが、 その方法として、 相武紗季扮するフライトアテンダントが、 とある曲の替え歌を歌うという手法をとっています。 その曲とは…
福岡空港のお土産第1位ロイヤル スイートポテト
それ以来、フライトアテンダントやパイロットの方々、また多くの旅行者に愛され福岡土産の定番となり、全国的に広がりました。以来、今でも変わらず福岡空港のベストワンとして不動の人気を誇っています。 季節にあわせ、その時期一番美味しいさつま芋の ...